建物の断熱性能を示す基準に、UA値というものがあります。
これは、建物の外壁、屋根、1階の床などの外気に接する部分から、室内の熱がどれだけ逃げるかを表しています。
この値が小さいほど、夏涼しくて、冬暖かい家となります。
長期優良住宅(ZEH)の基準は、0.60W/㎡・K以下となります。
もちろん加藤連合建設はこの基準をクリアした長期優良認定住宅の性能を全棟で標準搭載しています。
当社の2022年度に完工した30棟の平均数値は、0.53 W/㎡・Kとなります。
(但し、間取りや窓の種類により、0.60 W/㎡・Kを上回る場合もあります。)
つまり、、、
当社の家は、夏涼しくて、冬暖かい家となります。
余談ですが、断熱材には繊維系の断熱材であるグラスウールやロックウールなどがあります。
そして、吹き付け断熱と呼ばれるアクアフォームなどがあります。
断熱性能は、どちらも同程度ですが、施工方法に大きな違いがあります。
繊維系の断熱材はすき間を詰めていきます。
コンセントやスイッチなどの部分を切り欠いていきますので、大変な作業となります。
吹き付け断熱は、コンセントやスイッチなどすき間が無い様に泡の様に吹き付けしていきます。
当社でも以前は、繊維系の断熱材を使用していました。
しかし、いくら丁寧に施工しても、コンセントやスイッチなど切り欠きではすき間が出来てしまいます。
コストは高くなりますが、すき間が無い様に吹き付け断熱に変更しました。
すると、大工さんが、これは夏涼しくて、冬あったかいから仕事が良くできると言うので、私たちも実感することが出来ました!
【加藤連合建設の建物】
・エコタウン巽ヶ丘東E1 モデルハウス:0.49[W/㎡・K]
・エコタウン半田乙川E15 分譲住宅:0.56[W/㎡・K]
・エコタウン武豊F1 分譲住宅:0.58[W/㎡・K]
※床断熱材は、最高水準の熱伝導率を誇る断熱材ジュピーを使用しています。
※熱伝導率0.020[W/(m・K)]
※床断熱材は、長期優良住宅基準の約1.4倍の厚さで施工します。(当社基準による)

